犬がたくさん寝るのはなぜ?必要な睡眠時間や睡眠の異常ついて
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私たちが寝ている間も、一緒に眠っているはずの愛犬たち。
しかし、日中も落ち着ける場所で睡眠を取ることがあります。
犬が私たちよりも多くの睡眠を必要とするのは、なぜなのでしょうか?
この記事では、犬の睡眠時間や、睡眠の異常について説明します。

犬の睡眠時間が長い理由

野生の名残

犬は、もともと夜行性であったとも言われています。

そして、徐々に人の生活に合わせて、夜に睡眠を取るようになりました。

しかし、昼に休息を取るという体内リズムが今でも残っています。

また、野生では、毎日決まった睡眠時間を確保できる保証がありません。

そのため、休めるときに小刻みに睡眠を取る必要がありました。

その名残で、昼間に短時間の睡眠を繰り返すようです。

眠りが浅いため

犬には、人と同じく深い眠りと浅い眠りがあります。

人の場合は、平均すると深い眠りが7割で、浅い眠りが3割程度です。

しかし、犬は逆で、浅い眠りが8割ほどと言われています。

これは、小さな環境の変化にも、目を覚まして対応するためでしょう。

その眠りの浅さを時間で補うために、長い睡眠を必要とします。

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年齢ごとの犬の睡眠時間

子犬

1歳以下の子犬には、約1819時間の睡眠が必要です。

子犬は、初めて出会うものを知るために、活発に動き回ります。

しかし、まだ成犬ほどの体力は付いていません。

そのため、非常に多くの睡眠時間を必要としています。

もし、幼い愛犬が眠っていたら、静かに見守ってあげましょう。

成犬

1歳から7歳までの犬には、1015時間ほどの睡眠時間が必要なようです。

一説に、使役犬であった犬種は、睡眠時間が短いと言われています。

使役犬とは、人と共に働く牧羊犬や猟犬などです。

ただし、犬は睡眠リズムを飼い主に近づけて生活しています。

そのため、睡眠時間は、犬種よりも飼い主の生活に大きく影響されます。

高齢犬

7歳以上の愛犬は、1518時間ほどの睡眠時間を必要としています。

高齢犬の場合は、活動量は低いですが、体力の回復に時間が必要です。

また、外部への興味も、若い頃よりは薄れてくるかもしれません。

そのため、慣れた刺激には大きく反応せず、休んでいることが増えます。

ただし、あまりにも玩具や呼びかけへの反応が薄い場合は、注意が必要です。

難聴や視力低下、認知症などのサインが隠れていることがあります。

犬の睡眠に関する注意点

睡眠時間が短い

これまで説明した睡眠時間は、あくまで平均的なものです。

もちろん、平均の範囲内でなくとも、大きな問題は無いでしょう。

しかし、普段と比べて睡眠時間が極端に短くなったら、体調不良かもしれません。

痛みや寝苦しさにより、ゆっくりと休息できていない可能性があります。

歩き方や食欲、排泄物などを観察し、必要に応じて動物病院へ連れていきましょう。

睡眠時間が長すぎる

犬は、外からの刺激が少ないと、長時間にわたり寝続けることがあります。

しかし、環境にそぐわないほど寝続ける場合には、様子の観察が必要です。

例えば、耳が遠くなって周囲の音に反応できない可能性があります。

もしくは、関節痛により立ち上がることを億劫に感じているかもしれません。

また、まれに脳や神経の病気で異常に睡眠時間が長くなることもあるようです。

呼びかけや触れることに対する反応が普段と違ったら、体調不良を疑いましょう。

いびきをかく

パグやシーズーなど短頭種の犬は、いびきをかきやすいでしょう。

愛犬が普段からいびきをかいている場合は、あまり心配ありません。

しかし、肥満や鼻炎など、気道が狭くなったことによるいびきもあります。

急に始まったいびきや、大きないびきには注意が必要です。

原因となる病気の治療や、ダイエットが必要かもしれません。

突然寝てしまう

嬉しさや興奮が高まった瞬間に、突然眠ってしまう犬がいます。

これは、ナルコレプシーという病気である可能性があります。

特に、ビーグルやプードル、ラブラドールレトリバーなどの犬種に多い病気です。

ただし、突然倒れるという症状がみられる病気は、他にもあります。

まずは、動物病院へ連れていき、原因を調べてもらいましょう。

夜中に何度も起きる

家に迎えたばかりの子犬は、夜に何度も起きて鳴くことがあります。

しかし、環境に慣れ、生活リズムが身に付けば、安心して休むはずです。

また、愛犬の年齢にかかわらず、体調不良により夜中に何度も起きることがあります。

さらに、高齢犬の場合は、痛みや排泄以外の理由があるかもしれません。

特に、起きては単調な声で吠え続けるときは、認知症が疑われます。

加えて、聴覚や視覚の衰えにより、不安を感じている場合もあるでしょう。

まとめ

犬は睡眠が浅いため、人より多くの睡眠時間が必要です。

また、年齢や生活環境により、犬の睡眠時間は変化します。

愛犬が休息を必要としたときに、安心して休める環境を整えましょう。

もし、睡眠時間が大きく変化した場合は、病気のサインかもしれません。

日頃から、愛犬の睡眠時間や寝ている様子を観察しておきましょう。

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