水道水を犬に与え続けても大丈夫?含まれる化学物質とは?
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水は、人にとっても犬にとっても無くてはならないものです。
しかし、水道水には有害物質が含まれていると聞いたことがあるかもしれません。
水道水を、毎日愛犬に与え続けても問題ないのでしょうか?
この記事では、犬に水道水を飲ませる上での影響や安全性について考えていきます。

水道水を犬に与える安全性

日本の水道水は安全性が高い

日本では水道法という法律により、水質の基準が定められています。

その検査項目は51項目で、外国に比べて各項目の基準は厳しいといえるでしょう。

そのため、愛犬に水道水だけを与え続けても明らかな悪影響はないと考えられます。

しかし、犬にとって100%安全であると実証されているわけではありません。

もし心配な場合は、簡単に減らせる有害物質もあるので対策をしてみましょう。

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水道水を犬に与えるデメリット

塩素やトリハロメタンが含まれる

水道水には、殺菌のための塩素が含まれます。

この塩素の濃度は、浄水場により差があるそうです。

塩素自体の濃度は、犬の身体にも強い影響がない量であると考えられます。

しかし犬によっては、塩素のにおいが強い水道水を嫌う場合もあるでしょう。

また、塩素が有機物に反応して発生するのが、トリハロメタンという物質です。

トリハロメタンの中には、発がん性が報告されているものがあります。

水道管の材質による影響

現在、給水管に使用されている材料は、塩化ビニルや金属です。

塩化ビニルには、環境ホルモンとなる物質が含まれる可能性があります。

また、鉛や鉄サビは、継続して大量に摂取することで健康に悪影響を及ぼすでしょう。

そのため水道局では、これらの物質の濃度について、定期検査が行っているようです。

ただし、宅地内の給水管は個人管理扱いであり、検査の対象外となっています。

経年劣化した管や、長期間にわたり管内に滞留させた水は危険かもしれません。

水道水を犬に与えるメリット

殺菌効果がある

水道水には、消毒用の塩素が残留しています。

そのため、ミネラルウォーターなどにくらべて、雑菌が増殖しにくいでしょう。

飲み水に雑菌が繁殖すると、犬が中毒を起こす原因にもなりかねません。

水の衛生管理に気を配ることは、犬の健康管理をする上で大切です。

それに加えて、水だけでなく器も犬の唾液がつくため雑菌が繁殖します。

水を換えた時は器もしっかり洗うと、さらに良いでしょう。

常温に近く犬に負担が少ない

暑い時期は特に、愛犬にも冷たい水を与えたいと考える人が多いかもしれません。

冷蔵庫で冷やした水や氷水は、量によっては犬の身体が冷えすぎる場合があります。

それに対して、水道水は年間を通して528℃程度です。

そのため犬が日常的に飲む水としては、水道水はちょうど良い温度といえるでしょう。

軟水が多い

水は含んでいるミネラルの量により、軟水と硬水に分かれます。

欧米の水道水や外国産のミネラルウォーターは、硬水のものが多いでしょう。

硬水は多くのミネラルを含み、血管の健康保持やダイエット効果が期待できます。

しかし、愛犬に継続して与えることで、結石のリスクが上がる可能性があるといいます。

その点、日本の水道水は、一部の地域を除いて軟水です。

軟水も少量のミネラルを含みますが、硬水よりも犬の身体への負担が少ないといえるでしょう。

犬に安全な水道水を与えるには

水道水を煮沸する

塩素やトリハロメタンは、犬にとって無害とは言い切れない物質です。

愛犬のために、できるだけ取り除きたいと考える人も多いでしょう。

これらの物質を取り除くためには、煮沸が有効です。

塩素は熱に弱く、10分間ほどの煮沸で除去できるとされています。

しかし一方のトリハロメタンは、短時間の過熱で増加してしまうそうです。

そのため、沸騰後は30分程度加熱を続けることが望ましいでしょう。

浄水器を通す

愛犬のためとはいえ、煮沸には手間と時間がかかるものです。

また、サビなど金属製の物質は煮沸では除去できません。

そのため、水道水の有害物質が気になる場合は、浄水器を使うのも良いでしょう。

ただし、除去できる物質は商品によって差があります。

愛犬と自分のために、選ぶときは除去成分をしっかりと確認することが大切です。

まとめ

水道水は硬度や温度などの面で、犬の飲用に向いているといえるでしょう。

一方で水道水には、健康に影響する可能性のある物質が含まれています。

そうした物質は非常に微量で、愛犬にとって大きな問題にならないかもしれません。

しかし、気になる場合は煮沸や浄水といった対策が有効と考えられます。

愛犬が毎日飲み続けるものだからこそ、水質や水の衛生管理は大切です。

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