
愛犬が最近寝てばかりいると心配になることはありませんか?
「もしかしたら寝てばかりいて、病気なのかも」と、愛犬の体調が気になる人も多いかもしれません。
そこでこの記事では、犬が寝てばかりいるときの理由について解説します。
犬が寝てばかりいる理由
体調が悪い
犬は基本的に元気な動物です。
風邪であろうが少し怪我をしていようが、ご飯はしっかりと食べて散歩も大喜びで行くことが多いです。
しかし、そんな犬がご飯もあまり食べずに、散歩も行きたがらずに寝てばかりいる場合は、体調不良が考えられます。
寝ることで体調を整えようとしているのです。
犬は人間のように自分の意志で薬を飲むことはできないため、元気がなさそうに寝ている場合は、なるべく早めに動物病院へ連れて行ったほうが良いかもしれません。
本能的に寝ている
寝てばかりいる犬は、もしかしたら犬の本能がそうさせているのかもしれません。
犬の祖先と考えられている狼は夜行性です。そのため、犬もその血を引き継いでいる場合、日中は寝て身体を休めている可能性があります。
ちなみに野生の狼はいつ敵に襲われても対応できるように、熟睡はしません。
もしも犬がぐっすりと寝ているのであれば、それはいまの環境に安心しきっている証拠ですので、その生活環境を守り続けてあげるようにしてください。
高齢になってきている
犬は犬種によって寿命は異なります。
小型犬であれば15歳以上生きることがありますし、大型犬では8歳前後で寿命を迎える犬種もいます。
そのため、飼い主はいつまでも愛犬は元気なものだと考えていても、徐々に犬の身体には変化が起きているのです。
もしも散歩から帰ってくるたびに疲れ果てて寝ているようであれば、犬の身体に負担がかかっているのかもしれません。
一般的に犬は7~8歳頃から老化が進行するといわれています。
犬の年齢と身体の調子を見ながら、散歩のペースなども再度考えてみてはいかがでしょうか。
子犬はよく寝る
もしも飼っている犬が子犬である場合は、心配する必要は少ないでしょう。
なぜなら、子犬も人間の子どもと同じように、よく遊びよく寝るからです。
寝る子は育つといいますが、犬も同様です。
しかし、子犬は自分の身体のことを理解していないため、思い切り遊んでしまうと想像以上に疲れてしまいますので、子犬の体調管理は飼い主がしてあげるようにしましょう。
落ち込んでいる
飼い主に叱られた後に犬が寝ているようであれば、それは犬が落ち込んでいるからかもしれません。
犬も人間同様に叱られたら傷つき、気分が落ちこんでしまいます。
飼い主に叱られた後に寝る場合は、いわゆるふて寝をしているのでしょう。
まとめ
犬はよく寝る動物です。
人間以上に毎日の睡眠時間が長いですし、犬が寝てばかりいるからといってそこまで気にする必要はないでしょう。
しかし、寝てばかりいて散歩に行きたがらなかったりする場合には、もしかしたら身体に異変が起きている可能性も考えられますので、一度獣医師に診てもらうことをおすすめします。