犬がなりやすい目の病気、角膜炎。症状・治療方法や予防方法について
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愛犬が目に違和感を感じていることはありませんか?
もちろん犬は人間の言葉を話すことはできないため、私たち飼い主が犬の健康を管理する必要があります。
犬が目を気にするように、足で目を掻いていたり、目を家具などにこすりつけているようであれば、目になんらかの異常が現れているのかもしれません。

犬の角膜炎とはどんな病気?

角膜炎とは、犬の目を覆っている薄い膜、角膜が炎症してしまった状態のことです。

角膜炎には大きく分けて2種類に分類されます。

非潰瘍性角膜炎

角膜に炎症は見られるものの、上皮のみ炎症が起きている場合は、非潰瘍性角膜炎に分類されます。

さらに非潰瘍性角膜炎は、角膜の表面に慢性的な炎症が見られる慢性表層性角膜炎、角膜の表面に褐色もしくは黒色の色素沈着がある色素性角膜炎、角膜の外側に盛り上がるように褐色に近い色の腫瘤が確認できる結節性肉芽腫性強膜炎の3つに細かく分類されます。

潰瘍性角膜炎

角膜の炎症が上皮以下にも見られる場合は、潰瘍性角膜炎に分類されます。

潰瘍性角膜炎はさらに2種類、角膜の上皮が欠損してしまっている場合は表層性角膜潰瘍、角膜の上皮を突き破り、炎症が上皮以下にも広がってしまった場合は深層性角膜潰瘍に細かく分類されます。

Point
角膜炎は大きく分けて2つ、細かく分けて5つに分類される
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犬の角膜炎の症状

目をかゆがる

犬が目を頻繁に掻いていたり、家具に目をこすりつけているようであれば、角膜炎の可能性があります。

角膜炎ではないにしても、なんらかの目の異常が現れているでしょう。

ほかにも、目に激しい痛みが伴ったり、涙が流れるなどの症状が見られます。

角膜が白く濁る

角膜が白く濁ったように見えたら、角膜炎を疑う必要があります。

目が白く濁るのは白内障などの可能性もあるため、なるべく早めに動物病院へ行ったほうが良いでしょう。

また、新生血管(パンヌス)と呼ばれる直線または枝状の毛細血管が確認できることもあります。

Point
犬が目をこするなど、頻繁に目を気にするようになる
目が白く濁る

犬の角膜炎の原因

目に傷がついた

散歩中に木の枝などが目を傷つけたりした場合、それが原因で角膜炎になってしまうことがあります。

特にフレンチブルドッグやパグなどの短頭種と呼ばれる犬種は目が大きいため、目に傷がつきやすいため注意が必要です。

また、目に被毛が入り込むことにより目に傷がつき、角膜炎を発症することも考えられます。

カビや細菌などの侵入

部屋の中が不衛生である場合、カビや細菌などが目に侵入することによって角膜炎を発症することがあります。

犬は地面に近いところで生活をしているため、定期的に掃除機などで床の掃除をしたほうが良いでしょう。

Point
犬の散歩中などに目に傷がつく
不衛生な環境により目にカビなどが侵入する

 

犬の角膜炎の治療方法

投薬治療

角膜炎の症状が重くない場合は、抗炎症薬の投与などの治療を行います。

また、角膜炎が原因となりほかの病気を併発しないよう、抗生物質を投与することもあります。

だいたいこれらの治療は一週間程度で治まることが多いです。

外科手術

角膜炎の症状が進行しており、放置しておくと失明などの可能性が考えられる場合には、外科手術を行います。

外科手術では角膜の表層の切除や、遊離上皮の除去などを行います。

Point
早期発見であれば投薬治療のみで完治する
放置しておくと失明などのリスクがある

犬の角膜炎の予防方法

犬の目を定期的にチェックする

角膜炎は早期発見をすることにより、症状は比較的すぐに治まります。

しかし、放置しておくと最悪の場合失明なども考えられる病気です。

そのため、定期的に犬の目をチェックするようにしましょう。

犬の目に被毛がかかっている場合は、目のまわりのトリミングをすることも効果的です。

部屋を常に清潔にする

先述したように、カビや細菌などが目に侵入することにより角膜炎を発症する可能性もあります。

そのため、定期的な室内の掃除機はもちろん、空気清浄機の導入、空気の入れ替えなどをし部屋を常に清潔に保つようにしましょう。

Point
日頃から目に限らず犬の身体のケアを
部屋はこまめに掃除しましょう

まとめ

犬の角膜炎は、日頃から予防をしておけばある程度発症を抑えることができる病気です。

しかし、角膜炎を発症してしまい放置すると、犬にとっても飼い主にとっても大変なことになってしまう可能性があります。

そのため、なるべく早期発見・早期治療を心がけることで、角膜炎から犬を守ることができるでしょう。

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