まるでオジサン!?犬がいびきをかく原因と対処法
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犬が、人間顔負けのいびきをかいていることがあります。
そんなとき、犬の身体の中では何が起きているのでしょう?
いびきを治すには、どのような方法があるのでしょうか?
この記事では、いびきの原因や対処法について説明します。

いびきをかきやすい犬種

短頭種

口吻(マズル)の長さにより、犬は3種類に分類されます。

頭蓋骨の幅がマズルの長さとほぼ同じであれば、中頭種です。

それよりも長いものを長頭種、短いものを短頭種と言います。

この短頭種に分類される犬は、先天的にいびきをかきやすいようです。

身近な短頭種として、パグやマルチーズなどが挙げられます。

また、意外なところではポメラニアンやチワワも短頭種です。

小型愛玩犬

室内での愛玩用とすることを目的とした犬種が、愛玩犬に分類されます。

その中でも、小型の犬種は、特に気管の軟骨が弱いようです。

そのため、気管が狭くなり、いびきをかくことがあります。

例えば、トイプードルやチワワ、ヨークシャーテリアなどが、この犬種です。

日本でも人気が高い犬種のため、身近に感じる人も多いでしょう。

小型の牧畜犬や猟犬

犬の肥満は、人間と同じく、いびきの大きな原因となります。

とくに太りやすいとさているのが、もともと使役犬だった小型犬です。

牧畜や狩猟の補助をするために作られた犬種は、多くの運動を必要とします。

しかし、小型であったり足が短いと、必要な運動量は少なめと思われがちです。

その結果、十分な運動量が確保できず肥満になると考えられます。

ビーグルやコーギー、ダックスフントなどが、その一例でしょう。

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犬がいびきをかく原因

軟口蓋過長症

軟口蓋は、口腔と鼻腔の分岐点にあります。

そして、物を飲み込むときは、軟口蓋が鼻腔に蓋をする仕組みです。

この働きにより、食べ物は鼻側に行かず、スムーズに食道へ運ばれます。

しかし、この軟口蓋が長すぎると呼吸に障害が出ます。

こうした軟口蓋過長症の犬は、いびきをかきやすい。

この病気は、短頭種や、レトリーバーに多い傾向があります。

鼻孔狭窄症

鼻の穴が狭くなり十分な呼吸ができない状態を、鼻孔狭窄症といいます。

こちらも、短頭種の犬がなりやすい病気の1つと言えるでしょう。

短頭種の犬は、マズルを短くしたことで、鼻周りの皮膚が余った状態です。

その結果、皮膚に圧迫されるような形で、鼻孔が狭くなると考えられます。

鼻孔狭窄症の影響は、呼吸障害やいびきだけではありません。

呼吸で熱をうまく逃がせず、熱中症にもなりがちです。

肥満や鼻炎など

愛犬が肥満になると、脂肪によって首回りが圧迫されます。

それにより空気の通り道が狭くなって、いびきをかいているかもしれません。

また、感染症やアレルギーによる鼻炎も、いびきの原因となります。

鼻腔や咽頭が、炎症を起こすことで狭くなるためです。

そのほかにも、筋肉が弛緩することで気道が狭くなります。

そうした作用は、精神安定剤や鎮痛剤などに見られることが多いでしょう。

重篤な病気によるいびき

ほとんどのいびきは、先天的な身体の構造や体質、生活習慣によるものです。

しかし稀に、いびきが危険な病気のサインである場合があります。

たとえば、愛犬が心不全を起こしている場合です。

心不全により心臓が肥大すると、気管が押し上げられることがあります。

そうした場合に、いびきや咳などの症状が出るようです。

また、脳梗塞などにより喉の筋肉が一部麻痺して、いびきが出ることもあります。

犬のいびきを治す方法

姿勢を変える

犬は、背中が伸びている状態では、いびきをかきやすいようです。

そのため、背中を丸めると、いびきが改善することがあります。

また、仰向けになって寝ている場合は、横向きにすると良いでしょう。

ドーム型や深めのベッドは、自然と丸まって寝やすいかもしれません。

ダイエット

肥満が原因と考えられる場合は、ダイエットが効果的です。

まずは、愛犬の体重が増えた原因から考えてみてください。

例えば、欲しがるからと食べ物を与えすぎていないでしょうか。

もしくは、愛犬に必要な運動量が確保できていないかもしれません。

肥満は、体形の変化やいびき以外にも、犬に悪影響を与えます。

高血圧などの生活習慣病を予防するためにも、適正な体重を保ちましょう。

生活改善

いびきの原因がアレルギーの場合、まずはアレルゲンを調べましょう。

原因が分かれば、生活改善により症状が緩和される可能性があります。

愛犬がアレルギーを持つ食品を避けることも、その1つです。

また、ハウスダストや花粉症の場合、空気清浄機が役立つこともあります。

獣医師と相談しながら、生活改善を進めてみてください。

薬の調整

いびきの原因となる鼻炎や気管虚脱などは、薬で改善することがあります。

いびき以外の症状がある場合は、まず動物病院へ行ってみましょう。

一方で、筋肉が弛緩する作用を持つ薬で、犬がいびきをかくこともあります。

愛犬に薬が処方されたときは、効果だけでなく副作用の確認も必要です。

もし薬が原因と感じたら、飼い主の判断で止めず、処方した獣医師に相談してください。

外科手術

軟口蓋過長や鼻孔狭窄が悪化すると、切除術が必要になります。

また、気管虚脱が悪化した場合は、ステント留置も選択肢の1つです。

手術は、薬や生活改善に比べると、リスクの大きな方法となります。

しかし、気道が狭くなることや息切れは、犬にとって苦しいことです。

獣医師と相談しながら、さまざまな選択肢について考えてみてください。

まとめ

みなさんの愛犬も、いびきをかくことがあるかもしれません。

すぐに命に係わることは稀ですが、いびきは呼吸障害の1つです。

重症になれば、酸欠や高血圧の原因となるかもしれません。

愛犬の様子を観察し、必要に応じて獣医師に相談してみましょう。

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