
一般家庭では犬の無駄吠えで悩んでいる人も多いでしょう。
しかし、吠えるタイミングを飼い主のほうでコントロールできると、しっかりと訓練がされている犬だという印象を持ってもらえるかもしれません。
そこでこの記事では、少しニッチなしつけである犬の「吠えろ」のしつけ方法について解説します。
「吠えろ」のしつけ方法
リードを安定した場所に固定させる
まずは犬と繋がっているリードを、フェンスやしっかりとした木などの安定した場所に縛るなどをし、固定しましょう。
犬が引っ張って壊れてしまったりしないようなものを選ぶと良いです。
もしも犬を留めているものが壊れてしまうと、思わぬ事故の可能性もあるため、そこだけは特に注意してください。
「吠えろ」のコマンド(命令)の方法
さて、それでは犬に「吠えろ」のしつけをする準備ができたところで、次は「吠えろ」のコマンド(命令)の方法です。
人差し指を立てて、それを自分の口元に持っていき、元気よくハッキリとした声で「吠えろ!」と言いましょう。
これが「吠えろ」のコマンド(命令)になります。
犬のテンションを上げる
犬に「吠えろ」のコマンド(命令)を出す方法がわかれば、実際にしつけを始めます。
リードに繋いだ犬から少し離れ、「吠えろ!」とコマンドを出しながらボールやおもちゃなどで犬のテンションを上げましょう。
そうすることで、犬は飼い主の下へ行きたいけど行けないため興奮し、つい吠えてしまいます。
そこで思い切り褒めてあげることで、「吠えろ」のしつけは完了です。
何度も続ける
最終的には、ボールやおもちゃなどがなくても犬が「吠えろ」のコマンド(命令)で歯をカチカチしたり、興奮したりするようにしましょう。
何度も「吠えろ」のしつけを続けると、犬はコマンド(命令)の意味を理解します。
大切なことは、「吠えろ」のコマンド(命令)以外で吠えたときには無視をすることです。
ここでは、犬に無駄吠えをさせることが目的ではありません。
あくまで、「吠えろ」のしつけをしているのです。
まとめ
犬に「吠えろ」をしつけすると、思わぬときに効果があるかもしれません。
例えば、ないに越したことはありませんが、身に危険があったときや、事故で物に挟まれて動けなくなったときなどに、「吠えろ」を教えておくと、犬が自分の居場所を教える役目をしてくれることが期待できます。
一般家庭ではあまり使用することのないしつけですが、救助犬を訓練する上では必須のしつけ「吠えろ」をあなたの愛犬にも教えてみてはいかがでしょうか?