
一昨年と昨年、各地で最高気温を更新する程ドイツでも酷暑でした。
この北の地で35℃以上の日が続き、時には40℃近くになるのはさすがに異常!
クーラーがほぼないドイツ
ジメっとした湿気はなく、朝晩は涼しいから同じ気温でも日本より不快指数は低いです。
しかし一般家庭だけでなく公共施設、オフィス、レストラン、カフェ、安いホテルなどにはクーラーが設置されていないことがほとんどなので、熱波に襲われる日の外出はけっこう気をつけないといけません。
我が家には物好きがいるので、ここではまだ珍しいクーラーがあるのですが、今の住宅に引っ越してからは地下の物置に入れたまま。
基本住宅にエアコン用の穴は開いていないので、使用時は窓を完全に閉めることが出来ないし、何より音がうるさい。
たった数日使用のために、あの重い物体を上階まで運ぶのも大変、ってことでここ数年の猛暑の日も使用しませんでした。

一面に咲くひまわり🌻
猛暑の日は日光を遮断した暗い部屋で過ごす
こんな厳しい暑さの日をどう過ごすか?というと...
まだ気温の低い朝早くに(あるいは夜からずっと)全ての窓とドアを開けて家中の空気を入れ替えます。
そして窓、雨戸やカーテンを閉めて、日光や熱風が入らないようにします。昼間も薄暗い室内で静かに過ごすのです。
しかしドイツの家は極寒の冬を乗り越えるために断熱性・気密性が高いので、猛暑日が続いている日中に窓を開けてしまったら大変です。

極暑は穀物にも多大な影響が!大麦畑の前で
極暑の日は直射日光にあたりたい!
そんな状況なのに我が家の姫さんは極暑の日は決まって日光浴をします。
リビングの窓を「開けてくださいな」とチョイチョイするので、「暑いよー」と毎回言ってみるのですが、「大丈夫!」って。
10分程度だけどベランダで直射日光にあたっております。石の床がひんやりして気持ちよいのかも、と触ってみたら、熱いっ!マジで焦げそうです。黒柴さんになりたいのでしょうかね?窓を閉めると不安がるので、熱風が家の中に入って困ります。
今年の夏は比較的過ごしやすく、熱波に襲われる日はまだありません。ベランダでの日光浴をする日も少ないですね。