
最近愛犬がいうことを聞かなくなった…と悩んでいる人にお聞きします。
実は、犬にも反抗期があることをご存知ですか?
人間同様に、犬にも反抗期が訪れ、飼い主に対しても反抗的な態度をとります。
そこでこの記事では、犬の反抗期のことと、対応の仕方についてご紹介します。
犬の反抗期について
犬の反抗期は何歳から?
一般的には、小型犬が生後4~6ヵ月頃、大型犬では生後9ヵ月~1歳頃までの間に反抗期が訪れると考えられています。
また、オス犬はマーキングを始める前あたりから、メス犬は発情期が訪れる前に迎えるといわれます。
しかし、犬種や性格などによっても反抗期を迎える時期は異なるでしょう。
犬が反抗期になるとどんな態度をとる?
まずは、いままでできていたしつけを聞かなくなることが挙げられます。
お手やおすわりなど、簡単なしつけも知らん顔をするようになり、飼い主としては少しストレスが溜まってしまうかもしれません。
さらには、飼い主が近付くと唸ったり、呼んでも来ないなど、まさに反抗的な態度を見せるようになるのです。
犬の反抗期への対応とは?
無視をする
反抗期の犬は、わざといたずらをしたり、飼い主に対して反抗的な態度をとってきます。
そのため、そこでなにか反応をしたりすると、面白がってさらにいたずらがエスカレートしてしまう可能性もあるでしょう。
そうならないためにも、犬がいたずらをしていたり、飼い主を挑発するような態度をしているときには、ひたすら無視をするようにしましょう。
主従関係を崩さない
飼い主によっては、いままでいうことを聞いていた愛犬に反抗的な態度をとられることで、うろたえてしまう人もいます。
しかしそこでうろたえたり、驚いたような態度を示すと、犬はいい気になってその後の主従関係が逆転してしまうこともあるでしょう。
そのため、犬がどんな態度をとろうとも、「ダメなものはダメ」としっかり飼い主が態度で示すことが大切です。
ストレス解消をさせる
犬の反抗期は、飼い主も犬もどうしてもストレスが溜まってしまいがちです。
悪循環に陥らないためにも、休日はドッグランなどで犬を思い切り走らせたり、いっしょにボール遊びなどをすることで、気分転換をさせてあげると良いでしょう。
叱らない
反抗期は、人間と同様に、犬にも抑えることが難しいです。
そのため、もしも反抗期によるいたずらをしたとしても、決して叱らないようにしましょう。
叱るよりも無視をするほうが効果的です。
反抗期のタイミングで叱ってしまうと、いままで築いてきた信頼関係が崩れる可能性も考えられます。
しかし、いたずらの度が過ぎるようであれば、近隣のドッグトレーナーに相談してみるのもひとつの手段といえるでしょう。
まとめ
すべての犬が反抗期を迎えるわけではありません。
犬種や性格によっては反抗期を迎えずに、飼い主との信頼関係を築き続けることができる可能性もあるでしょう。
しかし、もし犬に反抗期が訪れても良いように、事前に対応の仕方を知っておくことは、その後も犬と仲良く生活をする上でも大切といえます。