犬に茄子を食べさせても問題ない?与えるときの注意点とメリット
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茄子は日本各地で栽培されている、代表的な夏野菜です。
野菜自体の味が薄く、食べやすいという特徴があります。
犬に茄子を与えても、健康上の問題はないのでしょうか?
この記事では茄子の栄養素や、犬に与える際の注意点についてご紹介します。

犬は茄子を食べても大丈夫?

基本的には食べても良い

茄子の可食部には、犬が中毒を起こす物質は含まれていません。

そのため、量や調理方法に気をつければ、犬が食べても良い野菜です。

ただし茄子の皮は繊維が強く、消化に良くありません。

子犬や高齢犬、消化器が弱った犬に与えることは避けましょう。

持病がある場合は獣医師に相談を

茄子に含まれる成分は、犬の身体に悪影響を与えるものがあります。

持病がある場合は、茄子を与える前に獣医師に相談しましょう。

特に、愛犬が自己免疫性疾患や関節炎を抱えている場合は、注意が必要です。

また、初めて食べる食材ではアレルギーの可能性もあります。

少量から与え、いつ何を与えたかカレンダーなどに記録しておきましょう。

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茄子に含まれる栄養素

カリウム

茄子には、少量のカリウムが含まれています。

カリウムには、ナトリウムを排出する作用があることが分かっています。

ナトリウムが排出されるということは、血圧を下げる効果が期待できるということです。

また、利尿作用があり、むくみ改善や体温放出の効果もあると考えられます。

ただし、腎臓に負担がかかる物質であることに注意が必要です。

ポリフェノール

茄子の皮は、非常に濃い紫色をしています。

この紫色のもとが、ポリフェノールの1種であるナスニンです。

ナスニンには、強い抗酸化力があると言われています。

また、コレステロールの吸収や、酸化を抑制する作用があります。

ナスニンは水溶性で、水に晒したり茹でると流出してしまう成分です。

しかし熱には強いので、調理しても効能は保たれます。

コリンエステル

茄子には、ビタミン類は少量しか含まれていません。

そのため犬のビタミン補給が目的であれば、茄子は適さないでしょう。

しかしコリンエステルという物質は、ピーマンや人参などほかの野菜の1000倍ほど含まれます。

コリンエステルは、犬に必須の栄養素というわけではありません。

しかし脳細胞の活性化や、交感神経抑制作用があると言われています。

ナスニンと同じく水溶性ですが、加熱には強い物質です。

犬に茄子を与えるメリット

高血圧や認知症予防

茄子に含まれるコリンエステルは、交感神経の興奮を抑制します。

交感神経が落ち着くと、犬の身体はリラックスした状態に近づきます。

そのため高血圧の改善や、抗ストレス効果が期待できるでしょう。

またコリンは、神経伝達物質の原料とも言われています。

そのため脳を活性化させ、愛犬の認知症予防につながる可能性があります。

生活習慣病の予防

茄子に含まれるナスニンには、強い抗酸化力があります。

そのため、愛犬の動脈硬化予防や、ガンの予防効果が期待できるでしょう。

また、コレステロールの吸収や、酸化を抑えることも分かってきました。

そのため、コレステロール値の改善にも、効果があると考えられます。

ナスニンを上手く摂取することが、生活習慣病予防に役立つかもしれません。

熱中症対策

夏野菜全般に言えることですが、茄子には体を冷やす作用があります。

そのため、夏場に与えることに非常に適した野菜です。

犬が茄子を食べることで、身体にこもった熱を放出できると考えられます。

また、茄子には多くの水分が含まれます。

水を十分に飲まない犬には、水分摂取の補助として与えるのも良いでしょう。

もちろん、熱中症対策の基本は室温管理です。

まずは環境をしっかり整えてから、食事での対策を行いましょう。

犬に茄子を与える際の注意点

茎や葉は与えない

茄子の葉や茎には、アルカロイドが含まれます。

アルカロイドは犬が摂取すると、中毒を起こす可能性がある物質です。

中毒を起こした場合は、下痢や嘔吐などの症状が見られます。

犬に与えるときは、必ず実の部分だけを与えてください。

食事として与える以外に、庭に茄子を植えている場合も注意が必要です。

また、市販のものは皮に農薬が付着していることがあります。

そのため皮ごと与えるときは、表面をしっかり水洗いしましょう。

炎症と自己免疫性疾患に注意

茄子には、サポニンとレクチンという物質が含まれます。

サポニンは、犬の体内で炎症を起こす物質の生成を促進するのです。

また、レクチンはアレルギー反応を引き起こすことがあると言われています。

そのため、炎症や自己免疫性疾患を悪化させる可能性があるかもしれません。

加えて、茄子にはカリウムが含まれるため、腎臓疾患の犬は注意が必要です。

持病のある犬に与えるときには、必ず獣医師に相談しましょう。

犬が食べて良い茄子の量

犬は、1日に何gの茄子を食べて良いのでしょうか。

犬の体重をそれぞれ小型犬3kg、中型犬12kg、大型犬を20kgと仮定してご説明します。

小型犬の場合は15g、中型犬が40g、そして大型犬は80gが目安です。

茄子の皮は中身より歯切れが悪いため、必ず細かく切って与えましょう。

初めて与える場合は少量から与え、体調を見ながら徐々に増やしてください。

まとめ

茄子は日本中で栽培されているため、手に入りやすい野菜と言えるでしょう。

犬に与えることで、生活習慣病や老化の防止が期待できそうです。

与える際には、量や与え方に注意してください。

また、持病がある場合は必ず獣医師に相談してから与えましょう。

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