ドッグショーは犬種の祭典!出場方法や楽しみ方は?
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テレビでドッグショーの様子を目にしたことがある人は、多いのではないでしょうか。
しかし、ルールがわからないためどのような視点で審査が行われているのか疑問に感じたこともあるかもしれません。
また、愛犬をショーに出さない飼い主も楽しむことができるのでしょうか?
この記事では、ドッグショーの内容や楽しみ方を紹介します。

ドッグショーとは

犬種基準に則った品評会

日本国内には、さまざまな種類の犬が飼育されています。

その種類ごとに、理想的な外見を定めたものが、犬種標準(スタンダード)です。

この犬種標準は、畜犬団体であるジャパンケンネルクラブ(JKC)が指定しています。

そして、そこに沿って出陳した犬の審査を行う品評会が、ドッグショーです。

犬種標準は、指や尾の角度、目の色などに至るまで細かく定められています。

つまり、その犬種らしい見た目や立ち振る舞いをする犬が、ドッグショーの中ではもっとも評価されるということです。

犬種標準の問題点

近親交配は遺伝性疾患の確立が高まるため、望ましくないでしょう。

しかし、ドッグショーでは犬種標準が審査の軸となっています。

その犬種の特徴を色濃く出すために、近親交配が行われている可能性も懸念されています

また、犬種標準が当該犬種にとって自然な状態とは限りません。

たとえば、シュナウザーは断耳した姿が犬種標準とされてきました。

また、コーギーやテリア系の犬種標準は、断尾した状態が正しい犬種の姿とされています

そうした外科手術を要する姿が標準とされることが、疑問視されていることも事実です

出陳する犬の条件

多くのドッグショーは、主催団体の会員であることが出陳の条件になります。

加えて、愛犬も当該団体の登録犬でなくてはならない場合が多いです

また、去勢や避妊の手術を受けていないことも、出陳の条件となります。

そのほか、感染症や噛み癖などのある犬、発情期の犬も参加ができません。

これは、健康的な危惧だけでなく、ほかの犬に危険が及ばないようにするためと考えられます。

もちろん、狂犬病の予防接種も済ませる必要があります

ドッグショーにかかる金額

ドッグショーの参加費は5,00010,000円ほどかかります。

そのほか、当日使用するリードなども準備する必要があるでしょう。

さらに、調教師やハンドラーが必要な場合は、その費用がかかります。

また、主催団体への所属が出陳の条件になることもあります。

そうした場合は、その入会費や年会費が必要です。

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ドッグショーでの審査内容

審査のポイント

犬種標準というのは、いくつかのポイントがあります。

まず、犬種の特徴(タイプ)や質(クオリティー)が洗練され充実していることです。

また、身体と精神の状態(コンディション)も評価の対象となります。

そして、その健全性や安定性(サウンドネス)が高いことも重要です。

これらの要素は、その調和(バランス)が大切とされています。

加えて、その個体特有の魅力(キャラクター)も求められるといいます。

ドッグショーはトーナメント戦

ドッグショーは、参加する犬が犬種や性別などによりグループ分けされます。

そして、各グループで1位になった犬同士が集まり、再度評価される仕組みです。

さらに繰り返し、メスの中でのクイーンと、オスの中でのキングが選ばれます。

このクイーンとキングに対する審査が、スポーツでいう決勝です。

そこで高評価を得た犬が、そのドッグショーのトップとなります。

個体審査と歩様審査

ドッグショーでは、審査の方法は大きく分けて2種類です。

個体審査では、審査員が犬に触ったり、観察を行ったりします。

ここでは、犬の身体的特徴などを確認しているそうです。

そして、歩様審査では、人が犬をエスコートして歩きます。

実際に動く姿から、身体のバランスや従順さなどを見る審査です。

ハンドラーになるには

ハンドラーとは

ハンドラーとは、歩様審査の際に犬をエスコートする人のことです。

訓練の成果を犬が十分に発揮するために、高い技術が求められます。

そのため、ドッグショーでのハンドラーは、飼い主とは限りません。

経験と技術を持った、専門のハンドラーに依頼する人も多いでしょう。

必要な資格や知識

JKCなどの団体ごとに行っているのが、公認ハンドラーの認定です。

ハンドラーには、犬の特徴や魅力を最大限に引き出すことが求められます。

そのため、犬の身体や訓練についてはもちろん、心理的な理解も必要です。

さらに、それを実践するための豊富な経験も不可欠といえるでしょう。

認定では、そうした技術や知識の試験が行われます。

ただし、ハンドラーになるために、必ずしも公認ハンドラーである必要はありません。

多くの場合は、ドッグショーの主催団体に所属していることが条件とされます。

ドッグショーの楽しみ方

美しい犬たちが揃い踏み

ドッグショーでは、あまり見かけることのない犬種が出陳することがあります。

また、日ごろからドッグショーに向けて手入れをしている犬は、美しいものです。

具体的に見たい犬種がある場合は、会場で出陳目録を購入すると良いでしょう。

目録には、ドッグショーに出陳するすべての犬が書かれています。

また、会場では同時に複数の審査が行われるので、スケジュール確認も必要です。

見学するときは、犬の審査や移動を妨害しないよう気を付けてください。

人と犬の関係を見る

ハンドラーや飼い主の、犬との接し方を見るのも良いでしょう。

犬への接し方で、参考になる部分があるかもしれません。

たとえば、犬が混乱しない態度や指示の出し方は、自宅での訓練でも重要です。

また、ドッグショーの会場で、一般向けのしつけ教室を行うことがあります。

ぜひ、愛犬と一緒に参加してみましょう。

同時開催のイベント

大きな会場で行われるドッグショーは、それに付随するイベントが多いです

その中で、企業による展示や物販が行われることがあります。

ペットショップでは入手しにくい、こだわりの愛犬用グッズがあるかもしれません。

また、同じ会場でドッグショー以外の競技会を同時に行う場合があります。

アジリティやフライボールなど、同時開催の競技会もチェックしてみてください。

マナーは守って

ドッグショーでは、楽しいイベントがたくさんあります。

しかし、審査を受ける犬や、それをサポートする人たちは真剣勝負をしています。

そのコンディションや集中を乱すような行動は、絶対に避けてください。

具体的には、フラッシュや無許可の撮影、審査前に話しかけることなどです。

また、発情期や感染症、予防接種を受けていない犬は会場に入ることができません。

加えて、マナーベルトの着用など、必要に応じてマーキング対策が必要です。

まとめ

ドッグショーは、犬種ごとの特徴や、訓練の成果が評価される品評会です。

しかし、愛犬を出陳させない一般の人も、さまざまな楽しみ方ができます。

また、一定の条件を満たせばショーに出ることも可能です。

少しでもドッグショーが気になる人は、マナーを守ったで会場に足を運んでみてはいかがでしょうか?

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