抜群の包容力が魅力!バーニーズマウンテンドッグの特徴と飼い方
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バーニーズマウンテンドッグは、寒冷な土地にルーツを持つ大型犬です。
非常に人懐こく温和とされますが、どのような特徴があるのでしょうか?
また一緒に暮らすには、どのようなことに気を付けたら良いのかも、ご紹介します。

バーニーズマウンテンドッグの特徴

バーニーズマウンテンドッグの歴史

バーニーズマウンテンドッグの原産国は、スイスです。

ローマ帝国が持ち込んだマスティフを祖先に持つと考えられています。

名前の通り、山間の地域で警護・輸送・牧畜などを手伝ってきました。

昔から人とともに暮らしてきたため、人と過ごすことを好みます。

また、非常に力が強く体力豊富なのも特徴のひとつです。

体高は5868cmほどで、大型犬に分類されます。

豊かな被毛と親しみやすい顔立ち

スイスは、夏は爽やかで冬は雪深い国です。

そのため、バーニーズマウンテンドッグは豊かな被毛を持っています。

ウェーブのかかった黒毛にはツヤがあり、耐寒性を兼ねた姿はとても美しいです。

胸と鼻は白毛、目の上や頬にあるサビ色の毛がポイントになっています。

マズル(口吻)は短く眼は黒目がちな顔で、親しみやすい印象も感じるでしょう。

絶滅の危機と疾患

バーニーズマウンテンドッグは、主に愛玩用でなく使役用の犬でした。

そのため、車社会となり仕事がなくなると絶滅の危機が訪れたのです。

1890年代、それを問題視した愛好家たちが繁殖に力を入れます。

その功績により、バーニーズマウンテンドッグの頭数は増加しました。

しかし、その際に近親交配を繰り返したため遺伝性疾患の多い犬種であることは、覚えておかなければなりません。

Point
バーニーズマウンテンドッグはスイス原産の大型犬。
有能な使役犬だが絶滅に瀕した歴史がある。
遺伝性疾患の可能性がある。
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バーニーズマウンテンドッグの性格

穏やかで愛情深い

バーニーズマウンテンドッグは、昔から人とともに働いてきました。

そのため、基本的には穏やかで愛情深い性格です。

特にメスのバーニーズマウンテンドッグは、犬の中でも母性が強いとされています。

警戒心が強く人見知りをすることもありますが、慣れれば飼い主以外の人とも楽しく触れ合うことができるでしょう。

表情も豊かで、コミュニケーション能力の高い犬種です。

警戒心が強いが物怖じしない

物怖じしない性格も、この犬種の性格のひとつです。

外出先など慣れない場所でも、ドッシリと構える落ち着きがあります。

そのため、のんびり屋だと思われることもあるかもしれません。

しかし、少しの変化にすぐに気が付く注意力と警戒心の持ち主でもあるのです。

好奇心旺盛なので、幼犬はやんちゃなイメージがあります。

これは幼犬全般にいえることですが、年齢とともに徐々に落ち着いてきます。

能力が高いがゆえに困った点も

知能が高い反面、人間から見ると頑固に見える時があります。

自分で判断する力があるので、納得できないと動かないことがあるからです。

犬が飼い主に従わない時は、その理由を一度考えてみましょう。

また構造や状況を把握するのに長けており、行動力もあります。

そのため、簡易的な鍵や扉は開けてしまう可能性があるため、注意が必要です。

犬の安全を守るためにも、脱走には注意しましょう。

Point
基本的には愛情深く温厚で、判断能力が高い犬種。

バーニーズマウンテンドッグのしつけ

幼犬のうちから訓練を

力が強く好奇心旺盛なため、バーニーズマウンテンドッグの幼犬は落ち着きのなさが目立ちます。

物を壊したり走り回るといった行動は、年齢とともに減っていくでしょう。

しかし、飛びかかり癖・引っ張り癖が残ってしまうことがあります。

そうした癖は、ほかの人や犬との事故にもつながるものです。

そのため、なるべく早いうちから訓練を始めましょう。

力の強い犬だからこそ、「座れ」「待て」をしっかり身に付けることが重要です。

人との触れ合いの中で覚える

バーニーズマウンテンドッグは、人の反応に敏感です。

そのため、人が1度喜んだことは繰り返し行うようになります。

良いことをしたり成功したときに、思い切り褒めることが効果的です。

悪いことをしたときには落ち着いて叱り、褒めるときとのメリハリを付けましょう。

覚えたことは忘れず、理由がなければ行動を変えることの少ない犬種です。

ですが一度間違えて覚えてしまうと、修正が難しいので気を付けましょう。

問題行動には無視が効果的?

問題行動があるときは、正当な要求かワガママかの見極めが必要です。

たとえば、無駄吠えをしていると感じたら理由を考えてみましょう。

不安や警戒を知らせるために吠えているならば、安心させる必要があります。

一方、遊ぶことや食事を要求しているのであれば反応するのは逆効果です。

ワガママに反応すれば、吠え癖がエスカレートしてしまいます。

いけないことだと伝えるときは、無視をするのが効果的です。

Point
幼犬のうちからの訓練が重要。
人間の感情をメリハリをつけて伝えることが大切。

バーニーズマウンテンドッグの飼い方

生活習慣を見直して病気の予防を

バーニーズマウンテンドッグには、股関節形成不全が好発します。

その予防のために、12時間ほどの散歩して筋肉量を保ちましょう。

フローリングはすべりやすく、関節を痛める原因になります。

犬が過ごすスペースの床は、タイルやマットなど滑りにくい素材を選びましょう。

もちろん、カーペットを敷くのも効果的です。

また、バーニーズマウンテンドッグは胃捻転を起こしやすい犬種として挙げられます。

食事の1回量が多くなりすぎないように、気を付けましょう。

食事のあと30分程は運動せず、休ませることも大切です。

室内飼いが基本

バーニーズマウンテンドッグは、たくさんの触れ合いを必要とします。

また、寒冷地に適した被毛のため、熱中症のリスクが高い犬種です。

それらの理由から、日本で飼育する場合は室内飼いが基本になります。

すぐに互いの顔が見える距離感で過ごすのが理想です。

また、寂しさや不安を感じると吠え癖が出やすくなります。

犬が安心して過ごせる環境を、作ってあげましょう。

こまめなブラッシングで快適に

豊かな被毛ゆえに、室内で飼うと抜け毛が気になります。

毎日ブラッシングをして、抜けた毛はしっかり取ってあげましょう。

そうすることで皮膚の通気性も保たれます。

また、関節疾患のほか組織球腫にもなりやすい犬種です。

組織球腫は皮膚の腫瘍で、12歳未満で発症しやすいとされています。

ブラッシングをしながら皮膚に異常が無いか確認することで、病気の早期発見に繋がるでしょう。

Point
かかりやすい病気が多いため、日頃から予防を心がける。
十分な運動とコミュニケーションが必要。

まとめ

バーニーズマウンテンドッグの穏やかな優しさは、とても魅力に感じるでしょう。

頭脳と性格の良さを兼ね備えているため、しっかりとしつけをすれば家族の良いパートナーとなるはずです。

ですが、病気になりやすいことと、力が強いことには注意が必要です。

日頃からリスクを意識して、病気や事故の予防を心がけましょう。

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